外構(豊かで快適な)工事について

 

  1. 外構とは、豊かさと快適さを表す街創りにある。また地域の街並み・文化(生活)レベルを知らしめる「市民意識」
  2. 外構とは、公=ハレと私=ケの接点であり、そこに住まう人々の文化及び生活レベルを表すもの。
  3. 外構とは、そこに住まう人々にとってのより良い環境創りにある。
  4. 外構とは、美しい街並み創りの拠点であり、また街区としての快適性を醸成するものでなければならない。
  5. 外構は、道路状況により創り方を支配される。
  6. 外構とは宅地土地利用の原点である。
     農地=自然地⇒宅地化開発計画⇒宅地環境⇒法的規則⇒建蔽率と容積率⇒宅地の広さ⇐外構と建物⇒住まいの環境

 

 

《外構についての管見―その1》

 外構とは、都市に住まう為の街並み環境創りにある。農村に於いては基本的に外構という考え方は無いのではないだろうか。元々農村には、自然環境の中での営みがあり、自然の中での農業生産ある。農村全体そのものが外構つまり街並み風景である。
都市に住まう際の外構に対する基本原則は、個人的嗜好により創られることはあり得ないと考える。所謂、市民意識の在り方により、都市生活環境の快適性が問われる。
外構の基本的あり方は緑にある一本の木そのものが外構外部環境の快適性を形成する。いわば合理性無き緑である。植木植え込みにより都市に住まう為の快適環境を知らしめる。都市生活者の意識により、潤いある外構計画を創り出さなければならない。
 まずは外構と呼ばれる門塀を考える事、一本の植樹が都市に住まう為の最初の一歩ではないかと考える。

 

《外構についての管見-その2》

 都市創りの基本たる都市計画において最も必要とされる快適環境は、農地または自然地からの宅地開発に変遷し、今ある外部街並環境は建蔽率・容積率及び地価により左右され、経済合理性のみより宅地建物面積が決定され外構と呼ばれる本来の街並み創りに最も重要な外構施設に対する考え方が希薄である。
 外構を機能として家創り街創りが行われている。外構の本来の有様は如何に地域風土の自然環境をより良くする事により快適な街並みたるになり得ない。外構計画の基準は一本の植樹により始まり、緑化街並計画として住み良い住まい環境に発展させ、より良き市民意識の向上に繋がり、快適性が保たれる。結論として外構とは、都市に住まう人々にとって個人の問題ではなく街創りに関わる行政と設計及び施工の意識の在り方により作用される。単なる経済合理性のみにより家創り街創りが行われるならばやがてはスプロール化(都心部から郊外への無計画・無秩序な都市開発の拡散)がやってくる。

 

 

外構=外部施設

 外構は自然環境との共生する事にあると考える。都市住宅においては、街並み景観と自然環境との美しい融合としなければならない。しかしながら昨今の都市生活者の一部には個人の住環境のみに意識を向け、外構についてのアイデンティティを欠く者もいる。ただただ経済合理性のみにて住まいと外構計画があり、いわば資本主義そのものである。外構とは土地建物造園のトータルであり、三位一体として考えなければ、より美しい住まい環境とはなり得ない。また、住まいよりの出発点として街区並びに町並みとの連続性こそ外構の在り方が問われている。自然との共生を上手に行ってきた日本人ではあるが、特に自然環境に対する考え方にも、かつてはあった自然は美しいとする考え方が、都市住民においては利便性と経済効率性のみにより外構(外部空間)に対してのより良き配慮が無くなってきている。都市生活者は利便性と経済性のみにて都市空間を彷徨っている。特性無き街並みに住まう都市生活者にとっては、外構とは住まいの外観形成にこそ街並み形成にとっては重要である。外構は外観であり、また緑の配列をシンボリック(象徴的)に表出する事により住み良い街並みとなる。個々にて外構を設える事は決してより良い住まいと街には繋がらない。
 快適な都市生活とは緑なす街並みを個人宅より始まり連続性のある外構外部空間を創るべきである。そもそも外構とは見て感じる人々の共有財産である。少しは街並環境に留意するべきであり、そもそも大事なポイントは道路との関わり合いこそが外構形成において最も影響される。個々の努力では如何ともし難く思える。外構の在り方は各家々の文化を表すことになる。

 

外構について―No.1

外構を想い浮かべるとき、普通の人々は部分の呼称として、門と塀、駐車場アプローチ等々の部分々々としての把握の仕方が多いように思われる。思いのほか昨今に於いては緑の存在を忘れられているようだ。外構にとって大切なことは、通行散歩する人々にとって安息(やすらぎ)を感じさせるものでなくてはならない。専(もっぱ)ら自己満足の為だけの外構が殆どではないか。当然のことながら住まいと外構(外部空間)の一体性と連続性がなければ気分の良い、 “外構”とはなり得ない。外構こそが快適な街並みを創る原点である。また昨今の住まい造りと外構計画において緑の表現が殆ど感じられなく思われる。大都市圏に於いては狭小敷地が多い為、駐車スペースが外構計画における第一義的要件となっている。所謂“外構”とは云えない状況であると考えられる。そこに外構として考えるべきは建物自体を外構計画そのものとして考えなければならない。都市に住まうということは外構=外部空間にと安息(やすらぎ)と愉しさを感じさせなければならない。外構とはそこに住まい訪れる人々にとって快適でなければならない。
そこに住む人のみの外構であってはならない。少なくとも本来的には街区全体の連続性が必要ではあるが望むべくもない。外構を部分として考えるより街並形成にとって、快適な環境を創り出されるかによる。敷地⇒建物⇒外構⇒街並⇒人と連続する住まいの拠点としての“外構”は、個より街並みを想い考えたものであって欲しい。個が出来ることとしての住まいと外構と街並み形成については、一本の植樹より始め、外部外構の材質マテリアルを選定し、外構デザインを設計。例えば一本の植樹により木は成長し緑の街づくりに貢献するが、外構及び住まいは旧(ふる)びゆく。緑なる木々がより良き“旧(ふる)び”として街並みを成長させることだろう。

個の住まいを考える際に外構も同じようにまたそれ以上に考えていくようになると
街並みとしての統一感や清潔感から民度の高さが窺えるようになり、住環境としての快適性や安全性に於いても高くなると考える。

 

 

 

以上、キャリア52年建築士の管見 Vol.4を綴らせていただきました。
「外構について」に関する記事を、お時間を割いてここまでお読みくださり、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

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